やねや職人 スタッフブログ

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冬は終わったと思っていましたが、最後にこの冬最強寒波がやってきましたね。。。

今日は山口県、平地でも雪の予報です。

やねや職人の事務所付近でもチラチラしています。

寒波のピークは今夜とのことですので、交通機関の乱れに注意しながら、安全第一で過ごしましょう！！

今日のやねや職人スタッフブログは、I塗研様ご紹介物件　柳井市のS様邸の棟積み直し工事が終わりましたのでご紹介します。

のし瓦7段積みで、赤土と番線を使ってのし瓦を固定する旧工法の棟です。

面戸の漆喰が剥がれて赤土が見えていました。

ここから雨水が浸み込んで雨漏りを引き起こします。

下り棟、隅棟ものし積みの立派な棟です。

部分的に番線の切れ、鬼瓦を接着している漆喰も経年により剥がれていました。

棟のし瓦は左右1枚で施工できる防災のし瓦を使用、建物躯体と棟を専用ビスで一貫固定できる防災棟でご注文頂きました。

既存の棟を解体します。

赤土を撤去、きれいに掃除をして防水下地改質アスファルトルーフィングを張ります。

棟金具を取り付けます。

棟金具に垂木を取り付け、垂木の左右にシルガードを塗布します。

シルガードは既存棟で使われていた赤土に代わるもので、屋根専用の南蛮漆喰です。

通常の漆喰に防水性、強度が高くなるようシリコンや防水材を配合、耐久性も漆喰に比べて高くなっています。

防災のし瓦を6枚積み上から桟木で押さえ、棟垂木まで届く長いビスで固定します。

隅棟も同様に防災のしを施工します。

被せ瓦を押さえ木の桟木にビス留めして、建物躯体と棟を一貫固定。

完成です。

下り棟はのし瓦は積まずにシルガードと被せ瓦のみで仕上げました。

S様、建物躯体と棟を一貫固定した防災棟でこれから先、台風や地震でも崩れにくい屋根となりました。

安心してお過ごしください(*^-^*)

今日は風が強いですね(>_<)

このぐらいの風では瓦は飛びませんが、棟は屋根で一番風を受ける部分です。

番線の千切れやのし瓦のズレ、漆喰の剥がれが見られたら、専門店にご相談ください。

ちょこちょこ補修がお家を長持ちさせるコツです！！

やねや職人も無料診断受付中です♪

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