やねや職人 スタッフブログ

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暖かい日が続き山口県も桜の開花宣言が発表され、今週末はお花見日和♪

と言いたいところですが、今夜から週末にかけて雨、雨、雨・・・(一一")

お花見は来週となりそうですね。

東京オリンピックも開催延期、様々な思いがありますが、まずはコロナが広がらないよう1人1人が感染に気をつけて生活しなければなりませんね。

1日も早く、いつもの賑やかな生活が戻ることを祈ります。

今日のやねや職人スタッフブログは、岩国市のN様邸の屋根葺き替え工事が終わりましたのでご紹介します。

いつもお世話になります、H様からご紹介頂いたお客様です。

瓦が釘留めされていないので全体的にズレがありました。

防災棟瓦を使用したのし積み仕様の棟での葺き替えのご注文を頂きました。

屋根工事の前に、先行して足場を建物全周に設置しています。

既存瓦を撤去します。

桟木、ルーフィングを撤去、野地板の腐食部分は新しいものに張り替えます。

防水下地改質アスファルトルーフィングを張ります。

瓦を釘留めする桟木、棟垂木を取り付ける棟金具を取り付けます。

軒先から石州丸惣瓦を葺きます。

一枚一枚全て釘留めしていきます。

2階、一部外壁の張替えのご注文を頂きました。

透湿防水シートを張り、杉板の外壁材を取り付けます。

壁際はガルバリウム鋼板を加工し、水切りを取り付けます。

棟金具に棟の心棒となる垂木を取り付けシルガードを塗布します。

シルガードは漆喰にシリコンを配合した屋根専用の南蛮漆喰です。

棟はのし積み仕様、防災棟瓦を7枚重ねます。

隅棟は3段、本棟は7段積みです。

防災棟瓦の上から押さえ木と垂木を専用ビスで一貫固定します。

これで、建物躯体と棟が一体化されました。

左右1枚施工の棟瓦ですので、地震の揺れや台風の暴風でも崩れにくい棟です。

棟最上部に伏瓦を被せ、小槌の入った鬼瓦を取り付けて完成です。

瓦工事終了後、雨といを取り替えてすべての工事が完了しました。

日本家屋の入り組んだ屋根が特徴のN様邸。

葺き替えの際、棟も簡素化されるお客様が多い現在ですが、今までの屋根と変わらずとても立派な仕様でご注文を頂きました(#^.^#)

ありがとうございました。

しかも防災仕様ですので、災害時も崩れにくい棟です。

明日は暴風警報が出るレベルの大荒れの天候となりそうです(>_<)

今日のうちに、飛びやすいものは屋内へ片付けるなど対策を取られてくださいね！

安全第一でお過ごしくださいね！！

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