S組合様物件 周南市H様邸屋根葺き替え工事 (耐震耐風屋根リフォーム工事)
投稿日:2019.02.26
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毎年の事なのですが、決まって春先に風邪を引いてしまいます。
真冬は寒いので厚着をしたり、インフルエンザ予防にうがい手洗いして気を使いますが、ちょっと暖かい日が続くと、うっかり1日中薄着で過ごしてしまい、喉の痛みからはじまる風邪に。。。
今年は例年より早く春がやってきて、私も例年より早く風邪を引いてしまいました((+_+))
皆さん、寒暖差には十分気をつけてくださいね(T_T)
今日のやねや職人スタッフブログは、S組合様物件 周南市のH様邸の屋根葺き替え工事に入りましたのでご紹介します。
H様邸は30年ほど前にS組合様が新築されて、やねや職人が屋根工事をさせていただいた物件です。
瓦屋根は施工後50年~60年もつと言われています。H様邸の屋根も30年程度経過していますが、瓦自体に傷みはなく雨漏りもないとの事。
しかしこの度、屋根瓦の全葺き替えのご依頼を頂きました。
その理由は、、、少し長くなります。。。
H様邸が新築された当時は、現在主流の瓦葺き工法である「ガイドライン工法」が発行されておらず、「引掛け桟瓦工法」での施工が主流でした。
引掛け桟瓦工法は、釘を使わず、桟木に瓦を引っ掛けて固定する工法で、当時は土葺き工法に変わる軽量で新しい瓦葺き工法でした。
その後平成7年の阪神淡路大震災を教訓に、より安全で安心な屋根施工法として、全日本瓦工事業連盟が中心となり、化学的根拠を基に作られた耐震、耐風工法、「ガイドライン工法」が発行され、現在は瓦葺き工法の主流となっています。
説明が長くなりましたが、、、
H様邸は、引掛け桟瓦工法で施工されていたため、瓦と屋根地が釘で固定されておらず、今までの台風の強風で棟瓦がずれたことがあるそうです。
各地で度重なる震災に備えて、この度防災瓦で全体の屋根をふき替えたいとのご依頼を頂きました。
ですので、瓦自体はとてもきれいなのですが、ガイドライン工法で、全数釘打ち、防災棟仕様の屋根耐震耐風リフォーム工事となりました。
既存瓦の撤去をします。
ルーフィングの痛みもなく、屋根地もきれいでした。
棟には接着剤の役割りとして土が使われていたので、桟木とともに撤去します。
旧方法では、棟に土をたっぷりと乗せて瓦同士を固定していました。
30年ぶりにお日様に当たった屋根地です。
新たに防水下地改質アスファルトルーフィングを張ります。
桟木、瓦谷を設置して、前回と同じく石州瓦の銀色を荷揚げします。
軒先の瓦は、数字の7に似た形のセブン釘と呼ばれる瓦専用の釘で側面を固定し、棟方向に見える釘穴に全枚数釘打ちして固定していきます。
H様邸屋根葺き替え工事、只今進行中です。
今週は天気が不安定なので、1階、2階とそれぞれ工事をしています。
まずは2階部分のみ葺き替えました。
次回1階屋根の工事の様子をご紹介しますね。
今日は4月並みの暖かさ、だそうですが悪寒のする私はカイロ3個張りとヒートテック2枚重ねでしのいでいます(^-^;
皆さん風邪引かないように。。。
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