下松市 A様邸屋根葺き替え工事
投稿日:2021.01.21
昨日は大寒、これから2週間ぐらいが1年で最も寒い時期だそうですが、今週は10℃を超える暖かい日が続くようです。
明日からしばらく雨との予報ですが、気温は高く春先のような気候となりそうですね。
今日のやねや職人スタッフブログは、下松市のA様邸の屋根葺き替え工事が終りましたのでご紹介します。
やねや職人のOB様からご紹介頂いたお客様です。
棟ののし瓦の劣化と番線の切れがあり鬼瓦廻りの漆喰が剥がれていました。
地葺き部分は軒先の瓦が一部差し換えられていましたが、特にズレもなく、まだ葺き替えをご提案する程ではありませんでした。
ただ瓦の釘止めがされていないため、災害に備えておきたいとのA様のご希望で全て葺き替えるご注文を頂きました。
棟は防災のし瓦を使って建物躯体と棟を一体化させる防災棟仕様で施工します。
既存瓦を撤去します。
防水下地改質アスファルトルーフィングを張ります。
瓦を釘止めする桟木を取り付けます。
石州瓦を荷揚げ、軒先から1枚ずつ釘止めします。
屋根の最頂部に芯棒を固定する棟金具を取り付けます。
棟金具に芯棒となる垂木を取り付けます。
棟垂木の両側に屋根専用の南蛮漆喰を塗布します。
旧工法では棟の施工に粘着性のある赤土を使用、表面に漆喰を塗って防水していましたが、現在は南蛮漆喰のみで棟面戸の施工を行います。
防災のし瓦を重ねて棟を作ります。防災仕様ののし瓦は、写真のように中央に釘を通す穴が空いています。
抑え木の上から心棒まで届く長い専用のビスで固定、屋根と棟を一貫固します。
5寸丸雁ぶりを被せて防水パッキン付きのビスで棟の抑え木に固定します。
下松市A様邸 屋根葺き替え工事完成です。
左右1枚施工の防災のし瓦なので、台風や地震の揺れに強い棟になりました。
A様、災害に強い屋根となりましたので安心してお過ごしください。
山口県は今日の夜から雨の予報です。
気温は高めですが、日差しがないと寒く感じるので皆さん体調管理に気を付けて週末まであと1日!!
頑張りましょう(#^^#)
================================================yaneya.net
周南市・岩国市エリア 屋根・外装リフォーム専門店 やねや職人
〒742-0425 山口県岩国市周東町西長野954-3
TEL:0827-84-3881 FAX:0827-83-1100