周南市K様邸 防災棟巻き替え工事
投稿日:2018.07.27
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異常な暑さの日本列島、週末は過去に例のないコースでの台風上陸の予想。
まだ7月だというのに、台風の上陸って。。。
しかも、進路予想の矢印、山口県に向かってます(@_@)
皆さん、早めの台風対策を講じてくださいね!!
今日のやねや職人スタッフブログは、台風対策工事、周南市のK様邸の防災棟巻き替え工事をご紹介します。
防災棟は棟瓦と下地を一体化させた棟のことで、地震の揺れや台風等の強風にも強い棟の造りです。
K様邸の既存の本棟は、大、中、小のし、6段積みの立派な棟です。
しかし、漆喰は経年により、一部剥がれ、接着材代わりの土が流れ出ていました。
瓦谷は銅製のもので、こちらも経年により変色、穴あきが見られました。
現状の、割のし瓦を積んで番線で固定する施工法ではなく、地震、台風に強い防災棟での施工に変更されてご注文頂きました。
ありがとうございます(*^_^*)
既存の棟を解体します。
防水下地改質アスファルトルーフィングを張り、棟金具、桟木を取り付けます。
棟垂木を金具に固定します。
棟垂木の周りに、南蛮漆喰のシルガードをたっぷり塗布して隙間から雨水が侵入しないようにします。
真ん中に穴の空いた防災瓦を並べます。
割りのし同様、防災のしにも、大のし、小のしがあります。
「のし」とはのし瓦の通称で、棟の施工に使う瓦です。
この業界の「のし」はのし瓦のとこで、私も最初は???でした(笑)
防災のし瓦の上から、防腐処理を施した押え木を長い専用のビスで棟垂木まで固定します。
本棟は中段にナミナミ模様に見える、松川のしを挟みました。
「松川のし」は、コスト面からなかなか採用される方が少なくなったそうで・・・
私も久しぶりに見ました(*^。^*)
棟の最後の仕上げ、5寸丸雁ぶりを被せてパッキン付きビスで押え木と固定して完成です。
周南市のK様邸 防災棟巻き替え工事 完成です!!
K様、この度は工事をご依頼くださりありがとうございました(#^.^#)
耐震耐風対策でしたが、まさか7月に大型台風上陸とは・・・
まだ予想進路ですが、皆様、早めに台風に備えておいてくださいね。
最後に、只今やねや職人は大変工事が混み合っております。
職人一同、猛暑の中頑張って工事を進めておりますので、ご迷惑をおかけいたしますがもう少々お待ちくださいませ。
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