投稿日：2021.12.09

師走に入りましたが、大掃除日和の暖かい日が続いています。

今年は11月も暖かい日が多かったので、少し前倒しで大掃除を開始しました。

寒い場所が終ったので気持ちが楽です(#^.^#)

あとは少しずつ朝に夜に小分けにやっていこうと思います。

今日のやねや職人スタッフブログは、下松市のS様邸の屋根葺き替え工事が終りましたのでご紹介します。

以前別の場所の工事をさせて頂いたお客様です。

今回はセメント瓦の屋根を葺き替えたいとご連絡を頂きました。

OB様からご連絡を頂けるという事は、以前の工事にご満足いただけたという事。

大変嬉しい事ですね(#^.^#)

ありがとうございます！！

まずは既存の瓦を撤去します。

団地なのでご近所様にご迷惑がかからないように注意して作業をしています。

改質アスファルトルーフィングを張ります。

桟木を取り付けます。

 

石州瓦を軒先から棟へと向かって葺きます。

 

軒先の瓦は桟木に釘で固定すると共に側面を数字の7の形をしたクリップで留めます。

 

壁際は瓦の下にも水切りを入れて、瓦の下へ入った雨水を軒先に流れやすくします。

 

 

壁際の水切りと屋根地の隙間が狭く南蛮漆喰を詰めることが出来ないので、壁際の瓦に瓦谷で使うスポンジ状の面戸を付けて立ち上がりを付けました。

こうすることで、壁際から雨水が入り込むのを防ぎます。

仮に雨量が多く瓦の下へ雨水が入り込んでも板金を入れているので、屋根地まで染み込む可能性は低くなります。

さらに下にはルーフィングがあるので、雨漏りしやすい壁際は3重の防水加工となっています。

地葺きが終ったら棟の施工です。

棟金具に取り付けた垂木が棟の芯となります。

軽量で施工性の高い面戸シートを隙間が出来ないようにぴったりと垂木に張っていきます。

 

 

 

最後に冠瓦をパッキン付きのビスで固定して完成です。

面戸シートは耐久性が高く何といっても軽くて施工しやすいのが良いですね。

工期も短縮できます。

少しでも屋根を軽くしたいとお考えの方は、漆喰よりも軽いシートでの棟の施工が可能ですので是非ご相談ください。

 

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