投稿日：2021.06.17

6月も半分が過ぎようとしています。

梅雨入りが早かった割には雨が少ないように思います。

工事が順調に進んで行くのでやねや職人としてはありがたいですね。

しかし梅雨の本番はこれから。

どこででも災害は起こる可能性があります。備えだけはしっかりとしておきたいですね。

今日のやねや職人スタッフブログは、周南市のY様邸屋根葺き替え工事が終りましたのでご紹介します。

倉庫としてお使いのこちらの建物。

瓦が釘止めされていない土葺き工法の屋根です。

釘止めされていないため瓦がずれて、葺き土が露出しています。

棟はのし瓦を固定する番線が切れたようです。もちらん棟瓦も釘止めもされていないため、のし瓦を重ねているだけのような状態です。

これでは棟が崩壊する危険があります。

ネットやブルーシートなどで瓦の崩落防止の応急措置をしている建物も見ますが、養生シート類にも耐久年数があるのでなるべく早めに専門業者に相談をお勧めします。

既存瓦を撤去します。

瓦の下の赤土、ルーフィング代わりの樹皮も撤去します。

構造用合板を増し張りします。

改質アスファルトルーフィングを張ります。

桟木を取り付けて石州瓦を葺いていきます。

波板トタンとの継目は雨が瓦の下へ入り込まないようにガルバリウム鋼板の水切りを入れます。

瓦谷は面戸を入れて雨水が逆流して瓦の下へ侵入するのを防ぎます。

棟はのし瓦を積まず、垂木に7寸丸をビスで固定する施工法で仕上げます。

面戸には屋根専用の南蛮漆喰を使用します。

完成です。

Y様、この度はやねや職人にご依頼くださりありがとうございました。

波板トタンの所、雨漏りの心配もなくなり見た目もとてもきれいになりましたね。

瓦は全て釘止めしているので、強風でも飛ばされる心配はなくなりました。

まだまだ雨の季節は続くので、大雨の前に工事が完了して一安心です(#^^#)

さて、今日は6月17日です。

来月の今日は高校野球夏の甲子園大会、山口県予選の1回戦、2日目。

泣いているかな。笑っているかな。

色んな想いでどっちにしても泣いていると思います・・・(>_<)

最後の1か月、悔いのない毎日を過ごしてほしいです！！

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